中津市議会 2018-03-23 03月23日-09号
このことを明らかに示してくれたのがチェルノブイリ事故です。この事故が起きたときに、旧ソ連政府は、事故のことをなるべく隠そうとしたために、子どもたちに積極的に安定ヨウ素剤を配ることもしなかった結果、多くの小児甲状腺がん患者を発症したと言われています。 しかし、隣のポーランドでは、ほとんど小児甲状腺がん患者が出なかった理由の一つは、国を挙げて国民にヨウ素剤を配ったからだと言われています。
このことを明らかに示してくれたのがチェルノブイリ事故です。この事故が起きたときに、旧ソ連政府は、事故のことをなるべく隠そうとしたために、子どもたちに積極的に安定ヨウ素剤を配ることもしなかった結果、多くの小児甲状腺がん患者を発症したと言われています。 しかし、隣のポーランドでは、ほとんど小児甲状腺がん患者が出なかった理由の一つは、国を挙げて国民にヨウ素剤を配ったからだと言われています。
チェルノブイリ事故の後、ポーランドでは国が子どもたちにヨウ素剤を服用させたことで、小児甲状腺がんの発生が大きく抑えられたことは有名な話です。
私は福島原発、あの状況を見たときに、さらには旧ソ連、ロシアのチェルノブイリ、あの事故を見たときもチェルノブイリ事故からもう30年が経過しても、いまだ収拾ができていない、その周辺地は全然住めないような状況、廃墟になっている状況でございます。
まず、委員会として原発の危険性、とりわけスリーマイル島事故、あるいはチェルノブイリ事故、そして今回の福島原発事故をどのように論議をされたのか。御存じのように、人類は核エネルギーを取り出す過程で発生する放射能物質を安全に処理する技術と手段をまだ手に入れることができません。
この原発事故については、1970年代のスリーマイル島事故とか、また、1985年の旧ソ連のチェルノブイリ事故に続く、本当に深刻な状況をもたらす事故、レベル7という深刻な事故になりました。今なお、完全な収束に至る道のりは非常に遠い状況でございます。冷温停止などのこともありましたけれども、まだまだこれから遠い状況でございます。